市民のためのがん治療の会
市民のためのがん治療の会 コラム
吾輩は猫?である
2009年12月18日(金)

 
吾輩は猫である、とも思ってない。人間の仲間だと思っている。名前はまだない、どころか、れっきっとした名前がある、吾輩は「ヒジキ」である。だが、人間はまともに呼ばず、「ヒジ」とか「社長」という。

吾輩は寺林さんという建築家の家に同居しているが、舌がんを患ったとかいうじいさんが寺林さんと知り合いのようで、時々顔を出す。吾輩がぬくぬくと良い気持ちでストーブのそばなんぞで寝ていても、寺林さんは小生を抱えてじいさんのところに連れて行ったりする、迷惑な話だ。

が、そうはいっても吾輩も根っからの愛想の良いところで、じいさんにも擦りついたりひっくり返っておなかを出したりする。じいさんもホントに猫好きと見えて、「お利口猫してるか」、「美男じゃないけど、そのたれ目も何ともかわいいな」、「尻尾も長からず短からずいいね」とかなんとかわけのわからないことを言いながら吾輩と遊んで悦に入っている。

寺林さんは「ったく、外面がいいんだから」などとブツブツ言ってるが、まあ、みんなが喜んでくれるなら良いと思って、ついついサービスしてしまう。通りがかりの女学生などはもう、気も狂わんばかりにキャ−キャー言いながら群がってくる。

件のじいさんが東京新聞の「悠々ライフ ペット大好き」に紹介したとのことで、吾輩も華々しくマスコミに紹介され一躍、有名「人」になった。

数年前だったろうか、寺林さんが面白がって吾輩のためにサンタクロースの衣装を作ってくれた。吾輩もサービス精神旺盛なので、衣装を着こんでは寺林さんが作った表通りを見渡せる「玉座」に鎮座ましますことと相成る。これがまたファンの間では評判になり、道を通りかかる人間がワイワイ騒いで手を振ったりする。吾輩がそれにこたえて玉座の上で擦りついたり、クネクネすると、ファンは狂気乱舞する。時々調子に乗って玉座から転落しそうになるので用心が肝心だ。

この衣装の帽子の工夫には驚愕した。寝そべった吾輩の耳のところをとくとご覧あれ、帽子をかぶるときに吾輩の耳がでる穴が必要だが、これがまた、吾輩の耳にぴったりなのである。これが驚愕と言わずして何を驚愕といわんや!!

じいさんはこの写真をSanta Catとかいって、外人の友達にも送っているそうで、吾輩も世界的な有名人になりつつあるようだ。

じいさんは吾輩以外にも町中にたくさん動物の友達がいるらしく、「病人にとってはこのうえもなく癒される」そうだ。

ホームページをご覧のみなさんの心が多少なりとも和めば、吾輩も大いに嬉しい。
 
ひじき
小生は町中に人間のお友達が沢山いますが、動物のお友達も沢山います。中でも一番の親友がこの寺林設計事務所の寺林ご一家の愛猫のヒジキです。 耳に合わせた帽子の作りには、驚愕しますね。
サンタキャット
Santa Cat
hijiki
ヒジキのあんよ


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