市民のためのがん治療の会
市民のためのがん治療の会

『放射線の真実を知り、命を守る「西尾チャンネル」オープンのお知らせ』


市民のためのがん治療の会理事 佐原 勉

福島第一原発事故から10年以上が経過した今日も、私たちの生活に放射線の影は色濃く残っています。 しかし、放射線に関する正しい情報は、ほとんど報道されません。 不安だけが煽られ、正しく恐れるために必要な知識が欠けたまま、多くの人々が日常を送っています。

こうした状況に危機感を抱き、市民一人ひとりが自らの命と健康を守るために必要な知識を手に入れる場をつくろうと、 市民のためのがん治療の会顧問の西尾正道先生がYouTube「西尾チャンネル」https://www.youtube.com/@nishiochannel2025 を開設しました。


西尾チャンネルは、北海道がんセンター名誉院長であり、長年にわたり放射線医学の第一線で活躍してきた西尾正道先生が発信する特設コンテンツです。

西尾先生は、福島原発事故直後から一貫して、科学的根拠に基づいた放射線のリスク評価と健康管理のあり方について発信し続けてきました。 行政発表に頼るだけでなく、自らデータを分析し、臨床の現場から得られた知見をもとに、現実に即した提言を重ねてきたその姿勢は、多くの患者や市民から絶大な信頼を得ています。

西尾チャンネルでは、西尾先生がこれまで培ってきた豊富な臨床経験と、 独自のリスク評価に基づく視点から、放射線の基礎知識、健康への影響、日常生活で気をつけるべきことなどを、誰にでもわかる言葉で解説していきます。

さらに、放射線被曝に関する最新の知見、国内外の動向、政府や自治体の対応への評価・提言なども積極的に取り上げ、 私たち自身が主体的に行動できるための手助けとなる情報を提供していきます。

ほとんど報道されない事実を伝えていきます。 文字情報では伝えきれないニュアンスや、専門用語の敷居を下げる工夫がなされた動画コンテンツは、若い世代にもぜひ活用していただきたいと考えています。

福島事故から月日が流れる中で、「もう終わったこと」として忘れ去られる危険性も高まっています。 しかし、低線量被曝の影響は長期間にわたって現れることがあり、 また、将来起こりうる原発事故や核関連問題に備える意味でも、今なお学び続けることが欠かせません。

西尾先生は常々、「放射線を怖がるのではなく、正しく知って適切に対処すれば、無用な不安に振り回される必要はない」と語っています。 本当に大切なのは、誰かに頼るのではなく、一人ひとりが「自分の命を守る力」を持つことです。 そのための一歩として、ぜひ「西尾チャンネル」を活用してください。

命を守る知恵は、誰にとっても必要な「生きるための武器」です。

市民の力で未来を切り開くために、今、学びを始めましょう。




●ZOOM講演会の参加者を募集
参加希望者はご連絡ください。実施日が決まったらご連絡します。
nishiochannel2025@gmail.com

Copyright © Citizen Oriented Medicine. All rights reserved.